たまこのブログ

片付けのことや日常感じたことなど

次男の部屋を片付けたなら

がらんとした部屋

窓の近くに置いた小さな椅子 

風に揺れるカーテンから差し込む陽の光

ユーミン好きの私としては

やさしさに包まれたなら

を流したくなる。

東向きの窓から気持ち良い風が入ってくる 

 

ほんの数ヶ月前は足の踏み場もないほどのグダグダの次男の部屋だった。今年の5月GW明けから一人暮らしを始め、この部屋から出て行った。しかもほとんど片付けず、旅行にでも行くような感じで必要なモノだけ持って出て行った。

 

 

本来ならば本人がちゃんと片付けて出て行かねばならないのだが、前々から何度言っても出来ずに引越し当日を迎えた。親として育て方が悪かったのか、と思うくらい片付けが苦手な次男だが、もうそれは本人の資質なので、そこは理解しつつ受け入れつつ、でも嘆いてしまう。

 

 

思えば双子の次男として妊娠34週1800gで生まれた彼は、未熟児網膜症を発症したり新生児の頃は心配したが、小ぶりながら元気にすくすくと成長し、中学、高校、大学、大学院まで進み、ようやく今春就職したのだった。お互い充分一緒に暮らしてきた。楽しい時間もたくさんあったと同時に、悩んだり、ときには反発しあった時もあった。子育てしながら私自身も人として成長させてもらえたこと、お互い元気に巣立ちの時期を迎えられたことに感謝。

 

置いていった荷物の片付けは、結局、私がやった。本人も承知のうえでの男子部屋の片付け。まぁ出てくる出てくるいろんなものが。ほぼほぼいらないものなので処分。何日間かかけてようやくスッキリした部屋に。

 

 

そんな空っぽに近い部屋を見ていたら、息子たち二人出て行ったんだ(長男は大学進学と同時に一人暮らしを始めている)、子育てが終わったんだ、と、感傷的というよりは、さっぱりした気分になった。外に出て見上げた空は雲一つなく青く広がっていた。私の心もこれから広がっていく世界にワクワクしている。

 

♪カーテンを開いて 

静かな木洩れ陽の

やさしさに包まれたら

きっと

目にうつるすべてのことは

メッセージ♪

by ユーミン やさしさに包まれたなら

本当に真っ青